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浜岡原発停止の是非

やや旧聞に属するトピックだが、管首相は浜岡原発の停止を要請し、中部電力は首相の求めを受け入れ、既に停止点検中のものも含め全機が稼動を止めた。

一番危険と噂される浜岡原発、法律上の根拠や唐突な発表等の疑問もあるものの、まずは英断と言ってもよいだろう。今回の大震災において自衛隊の10万人投入(こちらも問題点は多いが)と並ぶ首相の数少ない「政治的に正しい」決断だと思う。ま、背後でアメリカが強硬に迫ったであろうことは想像に難くないけど。
とまれ両者に共通するのは、やらずに後悔するよりやった方がずっと良いということだ。
福島原発の惨状を見るにつけ、電力各社は「原発やめたい」が本音だろう。首相の要請は渡りに船か。

3.11以降明らかに世界は変わった。潮流は脱原発となりこの流れはもはや変えられまい。4月17日には渋谷で大規模な反原発デモがあったという。この件に関連して興味深い記事を見つけたので紹介する。

やつらだ反原発左翼1万5千人に対し、アッパレ在特会が犬の遠吠え

興味深いと言うのは、この「在日特権を許さない市民の会(在特会)」である。(この会については別に考えてみたい。)
反原発デモに対抗して世界初の原発推進デモを挙行したらしい。ネットでチラっと検索してみると、「個人的には原発に反対だが、原発を止められて困るのは弱者だ」という主催者側参加者側の発言も。ある意味エグイ発言ですな。確かにそういう側面はある。否定しきれるor対案を示せる左翼はいるだろうか?

弱者が困る、しかしその弱者の弱みにつけこんできたのが原発ではないか。国民の多数派は密かにそれを知りつつ、電化生活を享受してきた。一躍「原発ジプシー」がクローズアップされたが、知らなかったとは言えないはず。お子ちゃまではあるまいし、世の中の有様を見渡せば容易に想像できたではないか。

反原発は正しい。だがそれは教科書的などうしようもない正しさであって(だから彼らはヒステリックで不寛容だ)、石原都知事の正論「東京湾に原発を」というのと同レベルの正しさでしかない。
実際の問題、つまり代替エネルギーをどうするのかもさることながら、反原発運動が問われているのは「で、あなたは?今まで乗っかってきたんでしょ?」ということだと思う。誰にも反論できない正義を言うのは容易い。いや、誰にも反論できない正義を言うことこそ根源的な問題ではないだろうか?
言葉を変えれば、身も蓋も無い正義はその陰で苦しみ泣く人がいるということだ。正論は常に司祭の言葉であり、自ずから生贄を求める。正義の言葉で傷つく者がいる。それならむしろ「利便性を享受するなら危険性を甘受せよ」とする石原氏の東京原発論の方がどうしようもなく正しい分だけ、正しい。

それ見たことかと言わんばかりのオールド反原発とも、尻に火がついて節操もなく言う俄か反原発とも一線を画した、そういう立ち位置こそ模索するべきだろう。
反原発運動が今まで盛り上がることができなかったのは理由の無いことではない。

そもそも論で言えば、やつらだ氏が指摘するように反原発に右翼も左翼もない。同時に、原発推進にも左右の別も関係ない。事実、昭和29年の国会での原子力予算審議(戦後初)は、社会党も共産党も賛成したという。
現在では概ね左翼は反原発だが、その理由は環境問題とともに原発は核武装の基盤になるという事実がある。逆に言えば、この二つの問題が技術上・イデオロギー上ないし事実上等閑視できれば、必ずしも左翼の全部が全部、原発反対ではないだろうということだ。事実、隣の半島の北半分の国の原子力利用には肯定的な左翼政党が存在する。

原発の問題は軽々しく結論を出せない。もちろん原発廃止にこしたことはないが、いきなり全廃はかなり難しい。
いや別に止めてもいいんですよ。つーか今すぐ止めてってくらいなものだけど。停電上等。夏は暑いに決まっとるっちゅーの。経済が萎んだって構やしない。たかが経済ではないか。PCなくても死にゃしないっしょ。
などとと言い切っちゃえる人は少数派であろう。まぁこちとら実際それでもいいんだ。ショック療法ですよ。しかし大多数は軟着陸を望むはず。医療関係では計画停電ですら文字通り死活問題だしね。

だから政治の役目は、これからどうあるべきか、そのビジョンを示すこと。与党も野党もだ。自民党の一部は原発必要論をぶち上げたが、是非は別にして(個人的には馬鹿だと思うけど)、政策・世界観を示さなければどうにもならない。

痛みを伴うのは必定である。しかし痛みさえ快感に思う(比喩ですよ)魅力あるポスト3.11の世界観・ライフスタイルの提示、パラダイム転換。ま、既存の政党や思想には無理だろうね、多分。
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え、左翼ってアピールしないの?

時折読ませて頂いている松竹伸幸氏のブログ、超左翼おじさんの挑戦
その記事の一つがちょっとビックリする内容だったので、ここに紹介させていただきます。

自衛隊の災害救援に感謝できるか!?

まずは↑のリンク先をお読みください。

これを読むと左翼がダメな理由がよくわかります。松竹伸幸氏のこの記事はごく当たり前のことを言ってますが、その当たり前が左翼に通用しないんだから・・・
「左翼」が「サヨク」になって今では「サヨ・ブサヨ」。

自衛隊は感謝してくれなんて言いませんし、思ってもいません。自衛隊はそんなに傲慢ではありませんから。オーダーに従い己がデューティを果たすだけです。もちろん、ありがとうと言われれば嬉しいし励みにはなります。自衛隊の存在意義を再確認し、自分は間違ってなかっと思う自衛官もいるでしょう。
でも「自衛隊を認知させるイデオロギー攻撃の一環」(上記ブログから引用)とか、それは無い。無い無い。
確かに存在を認知させる機会みたいな、そういう側面があるのは否定しませんが、存在感を増すのは災害派遣活動の結果であって(それも付随的に)、一線の自衛官や米軍将兵がアピールのチャンスだとか考えながら救援活動に従事している訳が無い。そんな余裕なんかありゃしません。
幹部は別ですよ。特に司令部レベルではプレゼン効果も意識している筈だし、むしろ指揮官指導者クラスにはそのくらいタフでいてくれないと困る。政府にせよ自衛隊にせよ、そんなことも考慮に入れないような無能がトップじゃ国民や隊員が泣く。(まあ、実りのないパフォーマンスをする某国首相はいますが)

当たり前ですが、認知度アップを目的に災害派遣に行ってるわけじゃない。が、結果として副次的に自衛隊の認知度が高まるということはある。そのことを自衛隊側が意識しているという側面もある。まともなトップならそれ(好印象)を資とするでしょう。それだけです。でもそれって普通じゃん? 違うの?
じゃあ左翼の街宣や演説ってプロパガンダじゃないの? 日本○○党は大震災においてこれこれこういう支援活動をしましたって機関紙に書くのは、あれはアピールじゃないの? 自分達はいいの? 自分達以外はダメなの? それってイデオロギー攻勢の一環ではないの?

そもそもイデオロギー攻撃なんて発想が出てくる時点で普通の感覚じゃないわけです。普段自分達がそれをやってるからでしょ?そんな言葉が出てくるのは。左翼活動はすべてが宣伝戦だと自ら認めているだけじゃないですか。いやそれはそれで間違いじゃないけど、だったらそのことで人を非難するなよということです。
引用:「命を救うためにがんばっているのに、それに不満をもったり、批判するようでは、ほんとうに命の大切さをわかってはいないと、国民から思われることになるだろう。命を基準にして判断し、行動しているのではなく、特殊なイデオロギーを優先させているのだと思われるだろう」。その通りです。彼ら左翼は、人命よりイデオロギーが大事。もっと言えば自分の面子・プライド・アイデンティティが一番大事、そう思われても仕方ない。
ブサヨと敢えて言いますが、彼らは口では綺麗事を言いつつ実際は人の内なる善意をまるで信じていない。あるいはそれは左翼人士だけに有ると傲慢にも思っている。だからブサヨなわけですが、左翼の陰惨な歴史を見ると、その原因の多くを左翼的メンタリティに負うことは否定しきれないでしょう。


追記。

数年前の話ですが、自衛隊の調査隊が国民を監視していると共産党が騒いだことがありました。だから何?ってなもので、どこの国でもどこの暴力装置wでもどこの政治団体でもやってます。自分達を敵視する勢力の情報収集は。企業だってライバルの情報は集めてますって。
宣伝戦・情報戦は平時の戦場です。やらない方が間抜けなだけで。そんなことは共産党だって分かってる筈。そして実際やってるわけでしょ? そもそも共産党が入手した自衛隊の内部文書というのが、共産党が情報戦をしている動かぬ証拠ではないですか。
共産党の思惑ほど世間が騒がなかったのは、「何を今更、共産党がまたお笑い種を言ってるよw」くらいの受け取りしかされなかったからでしょう。つまり宣伝戦の失敗。
共産党には(イデオロギーは別として政策的には)割りと期待しているんですが、こういう馬鹿さ加減や甘ちゃん振りを見ると、凋落もさもありなんと頷けます。ま、素顔は強面なんでしょうけどね。

むしろ深刻なのは自衛隊の情報関係の力不足と内部文書を素っ破抜かれる脇の甘さでしょう。こっちの方が大問題。

ハック

ハック・ハッカー・ハッキング

まあどうでもいい話だが、コンピュータ業界(の一部)では「ハック論争」というのがあるらしい。
つまり現代日本の一般理解ではハッカーというのはコンピュータを使って悪さする連中、ということになっているがそれは間違いで、そういう輩はクラッカーと呼び、ハッカーはクラッカーとは一線を画した善良で素晴らしい技術の持ち主を言うのだ、と要するにそういうことらしい。
その辺りについてはこちらが詳しい。

 参考:HACKについて

「鉈でちょいちょいと刻んで手早くラフなものを作って、でもそれだってちゃーんと使えます」
去年あたりから「ライフハック」なんぞが流行って、そういうニュアンスが普通になってきた。
こちらでも、「うまくやらかす」「一番近いと思われる意味は『手間をかけずに目的を達成する』です」とある。
しかしそんなことは現場仕事では常識である。杓子定規でアドリブの利かない奴は使えない。旧軍でも「兵は要領をもって本分とすべし」とあったくらいだ。兵は神速を尊ぶ、これは戦の基本のき。
前記事で、パソコンなんか斧の一撃で粉砕よ♪(豪語)みたいなこと書いておいて業界人のサイトにリンク張るのもなんだが、引用。「ハッカーは、正しいことを雑にやる。スーツどもは、まちがったことを綿密にやる」
いや素晴らしい! フォン・ゼークト将軍の人物四類型に沿えば、スーツどもは無能な働き者といったところか。しかしスーツどもって例えばアレですかね?官僚とか官僚とか菅首相とか。
もちろんどんな組織にも、正しいことを綿密にやる勤勉で優秀な者もいれば、愚かで怠け者もいるわけで。間違ったことを雑にやる奴も。

省みるに、この度の大震災で一番必要とされていたのはこのハックの精神ではなかろうか?
大雑把でもいいからやるべき正しいことを急いでやる。大雑把というのは、例えば法令や前例に囚われないということだ。非常事態に平時の法律をこねくり回しても意味がないでしょ。
そして「想定外」。これは為政者やトップに立つ者が絶対に口にしてはいけない言葉。早い話、トップの仕事は想定し・絵を描き・道を示すこと。そして責任を負うこと。それだけだ。実務は現場のプロフェッショナル達に任せればよい。

1939年ノモンハン事件。敵の大将たるジューコフ将軍は、「日本軍は下士官兵は極めて優秀だが、指揮官は無能だ」と喝破した。また、第二次大戦後に述懐し、一番苦しかったのはノモンハンの戦いだったと語ったという。
このジューコフ将軍、一兵卒からの叩き上げでソ連邦元帥にまでなった。同様に兵から軍歴を始め将星に昇りつめた軍人はドイツにもアメリカにもいるそうだが、日本の例は寡聞にして知らない。日本軍の場合、軍の学校を出ないと、そしてそこでの成績が優秀じゃないとジェネラルにはなれないらしい。ノモンハン事件の黒幕、辻参謀なる人物はまさに学校秀才軍人にして、間違ったことを綿密にやる無能な働き者の典型であった。しかも大馬力大車輪で。軍を私し、勝手に私戦をやらかしてしかもボロ負け(前線の将兵はジューコフを苦しめるほど善戦した)。軍法会議にかけてとっとと銃殺すべきだったよね。
それにしてもベンチがアホなのは最早日本の伝統ですらある。上が無能無策だから現場に奮闘や要領の良さやアドリブを強いる強いる。アドリブや滅私奉公や神風を前提にしてはいけない。戦は事前の準備が重要で、平時の猛訓練と情報収集分析と補給の充実で八割方勝負が決まっちゃう。つまり大方はやる前に勝負はついているわけで、現場の奮戦に期待するしかないようでは指揮官失格。戦に勝てる環境を構築しないようでは政治家失格。それが戦略というもので、戦略の失敗は戦術的勝利では取り返せない。戦闘には負けても(地震が発生しても)、戦争に勝てばいい。すなわちそれが政治ということ。真の厄災は人災によって引き起こされる。今回の大震災もしかり。

それにしてもベンチがアホなのは、どうも日本というシステムに問題があるようだ。直接的には教育でしょうが、もっと根源的構造的なもののような気がする。日本人は下士官・現場の親方・職人としては優秀なのに。上の連中が無能だから現場が必死に頑張るしかないとも言えるが、多分そうではない。おバカなトップと優秀な現場というのはトレードオフの関係だと思う。なにやらパレートの法則なる言葉が頭を過ぎります。
どんな組織でも上から下までバカばっか、あるいは全員が勤勉で有能ということは有り得ませんから、
偏在するならどっちがどっちということか。
ちなみに、身近に凄腕のハッカーはいません。幸い、凄まじいバカもいませんが。


ハックとは:米軍の兵隊用語で秒単位での時刻合わせを言う。及びその時の掛け声。
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